皆さんこんにちは。
きなぐみです。
私はインデックスファンドを中心とした積立投資を、2010年2月から行っており、14年目に突入しております。
このたび、2023年8月分(164回目)の投資信託の積立投資を行いました。
この記事は、以下のことが知りたい人におすすめです。
参考にしていただければ幸いです。
- 積立投資を行いたいが、投資信託の種類が多すぎて、どれを購入すればよいか悩んでいる。
- 毎月積立てている投資信託の資産配分が知りたい。
それでは、どうぞ。
毎月積立てている投資信託
毎月積立てている投資信託は以下のとおりです。
- DCニッセイ外国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド
- ひふみプラス
インデックスファンド
1つの投資信託で全世界の株式に投資できるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を軸に、リートのインデックスファンドを積立てています。
もともとは、先進国株式と新興国株式は別々のインデックスファンドを積立てていましたが、2022年7月からの積立実施分から、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を積立てることにしました。
その理由は、こちをご覧ください。
これからも、低コストのインデックスファンドをひたすら積立てていきます。
アクティブファンド
毎月積立てている投資信託の内、一つだけアクティブファンドが名を連ねております。
皆様もご存じの、ひふみプラスです。
このファンドは2013年3月に積立を開始しています。
積立てることとなった経緯については、上記のリンク(2022年8月実施分のお話)でも触れていますのでご覧ください。
基準価額も少しずつですが上昇してきています。
今後に期待したいですね。
投資は自己責任ですので、引続き、ひふみプラスに投資を行います。
純資産総額は?
2023年5月の積立投資実施分の報告において、投資信託の純資産総額についても、お話をしています。
参考として、現在私が積立てている投資信託の純資産総額を確認します。
純資産総額は以下のとおりです。
名称 | 純資産総額 (前回分) (百万円) (2023/7/18現在) | 純資産総額 (百万円) (2023/8/16現在) | |
DCニッセイ外国株式インデックス | 128,744 | 132,803 | 前回よりアップ↗ |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 1,280,384 | 1,372,074 | 前回よりアップ↗ |
<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド | 12,199 | 12,230 | 前回よりアップ↗ |
<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド | 16,537 | 16,648 | 前回よりアップ↗ |
ひふみプラス | 518,714 | 516,721 | 前回よりダウン↘ |
ひふみプラスは、純資産総額が前回からマイナスになっています。
これで、二カ月連続の資金流出です。
次回の巻き返しに期待したいと思います。
そして、ひふみプラス以外の投信は純資産額が増加していますので、一安心です。
資産配分
毎月以下のグラフの割合で積立てています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、先進国、日本、新興国の株式に、ひふみプラスは日本と海外の株式に分散して投資しているため、当該資産配分は下記グラフの資産配分に反映させています。
この資産配分のリスクとリターンを my INDEXの資産配分ツール(https://myindex.jp/user/myaa.php)で計算すると以下のとおりでした。
平均リターン 6.5%
リスク 11.1%
過去20年実績データ(2003年7月末-2023年7月末、円ベース)
先月と同じく、リターン及びリスクに変化はありません。
積立て金額も変更していませんし、当たり前の結果と言えば当たり前の結果でしょうか。
今後も愚直に積立てていきたいと思います。
GPIF運用実績について
今月はじめに発刊された地元新聞の記事に、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の4月~6月期の運用実績が18兆9834億円の黒字だったと書かれていました。
これは、かなりのビッグニュースと判断しましたので、少しだけ今回のブログで触れておきます。
GPIFとは?
年金積立金管理運用独立行政法人(Government Pension Investment Fund)
頭文字をとってGPIFです。
活動内容は以下のとおりです。
これまで現役世代が納めた年金保険料のうち、年金の支払いなどに充てられなかったお金を年金積立金として預かり、将来世代のために運用して増やすお仕事をしています。
GPIF ウェブサイトより引用(https://www.gpif.go.jp/lp/)
驚きなのは、今後100年間という超長期期間で積立金を運用していることです。
個人ではこんな長期間の運用はできません。
機関投資家だからできる運用期間と言えるでしょう。
四半期ベース(4月~6月期)では黒字過去最大!!
株高と円安が寄与し、4月~6月期の運用実績が18兆9834億円の黒字です。
そして、6月時点での運用資産額は、219兆1736億円です。
また、4月~6月期の期間収益率は、+9.49%。
さらに、市場運用開始(2001年度)以降の収益率は、+3.97%(年率)、累計収益率は+127兆3658億円です。
これらの数値は、絶好調と言えるのではないでしょうか。
ポートフォリオは?
このように運用実績は、喜ばしい結果となりました。
どのようなポートフォリオか気になりますので、GPIFのWebサイトを確認してみました。
以下のとおりの配分で運用しています。
国内債券 | 外国債券 | 国内株式 | 外国株式 | |
資産構成割合 | 25% | 25% | 25% | 25% |
2020年4月1日から上記配分で運用しています。
伝統四資産の均等配分という、かなりシンプルなポートフォリオです。
運用している金額が莫大な金額です。
シンプルなポートフォリオでも目標としている結果が出せるのでしょう。
最後に
私は、投資をはじめたばかりの時期に、先輩ブロガーの皆様のブログを拝見して、GPIFという組織があることを知りました。これは、投資のおかげです。
そして、GPIFは100年先の年金財源確保のため長期運用を行っていることを知りました。
私の子の世代、孫の世代のために運用をしてくれていると知りました。
消えた年金問題等の年金財政の不安を理由に、どうせ貰えないのだから払うだけ無駄と思っていた時期もありました。
マスコミ等の雑音に惑わされることなく正しい情報を取捨選択して確認していけばこのような考えにはならないと痛感しております。
GPIFには今後も、次の世代に繋がるよう安定した運用を期待しつつ、私は今の日本の礎を築いた先輩方に感謝の意を込めて年金保険料を納めていきたいと思います。
最後になりますが、今回のお話は、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものです。投資は自己責任でお願いいたします。
それでは、次回のお話もよろしくお願いいたします。