皆様こんにちは。
きなぐみです。
このブログにて投票したことを報告した、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023の投票結果が1月20日に公開されました。
今回は、投票結果や私が注目している投資信託を紹介します。
それではどうぞ。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023の結果は?
結果は以下のとおりです。
1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 180pt
2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 61pt
3位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 37pt
4位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF 25pt
5位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 20p
6位以下は公式Webサイトをご覧ください。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023【公式Webサイト】
大方の予想通り、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称オルカン)の5連覇達成です。
しかも、2位と大差をつけての優勝です。
運用に係る手数料は常に最安値の水準。そして、増加し続ける純資産総額。
さらに、”投資初心者、おすすめ、投資信託”とインターネットで検索すれば、eMaxis Slim シリーズのS&P500とオルカンの名前がヒットします。
それだけ巨大な投資信託に成長してしまっているのです。
オルカンから1位を奪取できる投資信託があるとすれば、購入・信託報酬・換金手数料なしの投資信託を設定するしかないでしょう。
ベストジーニスト賞のように殿堂入りとした方がよいかもしれませんね(笑)
とにもかくにも、三菱UFJ国際投信さま、おめでとうございます。
きなぐみが気になるファンドの発表
ここでは、きなぐみが気になるファンドをご紹介します。
ランキング7位の結い2101です。
結い2101はどんなファンド?
結い2101は鎌倉投信が運用する投資信託です。
購入するためには鎌倉投信で総合取引口座の開設が必要です。直販投信です。
また、この投資信託は、後述するようにファンドマネージャーが厳選した企業に投資を行っていますのでアクティブファンドです。
私は、以前から名前だけは知っていましたが、どのような中身の投資信託かは知りませんでしたので、この機会に調べてみることにしました。
特徴は?
特徴は以下のとおりです。
詳細は、鎌倉投信の公式Webサイトでご確認ください。
いい会社に投資する
鎌倉投信は、いい会社に投資をしています。
会社に関わるすべてのもの(ステイクホルダー)との調和を図りながら成長する会社を、いい会社とし、持続的で豊かな社会を醸成できる会社に投資をしています。
ゆっくりと安定した運用を目指す
結い2101の運用は、投資先企業の業績の伸びに見合った収益率を目標に、価格変動を抑えゆっくりと安定した運用成果を目指しています。
そして、ゆっくりと安定した運用成果の実現のために以下のことを行っています。
- 株式に投資する
- 複数の会社への分散投資
- 現金を保有することで価格変動を抑える
運用報告会に力を入れている
顔の見える関係と信頼感を大切だととらえ、定期的な運用報告会を行っています。
コロナ禍が原因で、オンラインでの打ち合わせや説明会が飛躍的に多くなっているにもかかわらず、対面による説明会を行っているのは好感が持てますね。
いい会社とは?
鎌倉投信が定義するいい会社は、以下の三つのカテゴリーに分類され、三つのいずれかを満たす会社に投資しています。
人:優れた企業文化を持ち、人財を活かす企業
共生:循環型社会を創る企業
匠:日本の匠な技術、感動的なサービスを提供する企業
鎌倉投信公式Webサイトで企業を確認できますが、有名企業からニッチな企業までバラエティに富んでいます。
鎌倉投信はこの三つの基準を用いて、基準に合致している優良企業に投資しているということです。
自分も個別株を買うときには見習いたい部分です。
運用成績は?
トータルリターンについて、月次運用レポート「結いだより」第166号(2024年01月10日発行)によると、設定来のリターンは、113.7%と、いい数字を叩き出しています。
気になることとしては、yahooファイナンスには、指数、個別株、投資信託のパフォーマンスを比較できる機能があります。
当該機能を使い、日経平均と結い2101のパフォーマンスを比較すると、日経平均の方が上昇していくグラフとなってしまいます。
これは、対象期間を1年、2年、10年と大きくとると顕著になります。
結い2101はアクティブファンドです。
日経平均やTOPIXとパフォーマンスが連動しないことを頭に入れておく必要があります。
ちなみに、Yahooファイナンスのパフォーマンスグラフの対象期間を10年間にすると、結い2101は日経平均と同じ程度の急騰や急落はありません。
ここに、価格変動を抑えた安定運用を心掛けていることが、結果として表れているのでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の5連覇で幕を閉じました。
このファンドは分散(地域と銘柄数)および低コストを実現させていますので、6連覇の可能性が高いでしょう。
それだけ、素晴らしいファンドであることが長期間に渡り証明されていることが分かりました。
また、結い2101も運用に係る理念が、しっかりとしたよいファンドあることが分かりました。
しかし、あくまでもアクティブファンドです。
もし、この投信に投資をお考えの方は、運用方針、信託報酬率そしてパフォーマンス等を総合的に判断して購入してください。
次回2024は、新NISA開始後初の Fund of the Year です。
新NISAにあわせて、新規設定された投資信託がランクインすることも考えられます。
今回とは違った結果になるかもしれません。
次回の投票も楽しみにしたいと思います。
ちなみに、私は、第1位、第3位、第15位の投資信託に1票ずつ投じました。
それでは、次回のお話もよろしくお願いいたします。
※今回のお話は、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。投資は自己責任でお願いいたします。
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