皆様こんにちは。
きなぐみです。
昨日、職場の後輩のハムさんから、こんなことを聞かれました。
2024年からNISAが新しくなりますが、利用方法は決まりましたか?私は、つみたて投資枠、成長投資枠をどのように利用しようか。どんな銘柄を購入するかも決めていません・・・iDeCoを利用するかも決めていません・・・きなぐみさんならどうしますか?
私は決めましたよ。こっそり教えますね。
2024年は新NISA元年です。
心機一転、来年からのきなぐみの投資方針をご紹介します。
新NISAとiDeCoをどう利用するか?
【方針】
新NISAを利用しつつ、iDeCoも引き続き利用します。
iDeCoは不要なのでは?との意見もありますが、私は以下の理由によりiDeCoを継続することにしました。
【理由】
インデックス投資をはじめた理由は、老後の資金を確保するためです。
iDeCoの老齢給付金の受給開始時期は60歳からです。
同制度は、年齢に制限があり、運用途中の解約による現金化が困難(実質不可能)という特徴があります。
この同制度の特徴は、必要なときにすぐに使えるお金ではないというデメリットを意味しますが、一方で、一度積立ての設定を行ってしまえば、あとは積立てを続けてくれる”ほったらかし投資”ができるというメリットも持ち合わせています。
私は、この特徴をメリットと捉え、使うと決めた以上は、一日でも長く利用したいので、解約や中断を行うことなく利用していきます。
私にとってiDeCoは使わざるを得ない制度です。
新NISA口座はどの証券会社で開設?
【方針】
引続きauカブコム証券で積立てます。
私は、楽天証券やSBI証券も課税口座は開設しています。
よって、新NISAの口座開設のハードルは低いので、いずれかの証券会社で開設しようと思っていました。
しかし、リスク資産のほぼ全額をauカブコム証券で運用していますので、今更、移管はできない(面倒)と判断し、新NISAもauカブコム証券にました。
ちなみに、iDeCoはSBI証券です。
これは、iDeCoを始める時に、auカブコム証券がiDeCoを取り扱っていなかったためです。
SBI証券か楽天証券のいずれかで口座開設や積立設定をしている人が多い中、私は古い付き合いとなってしまったauカブコム証券で新NISAでの積立を行います。
新NISA 二つの投資枠をどう利用するか?
【方針】
つみたて投資枠で全世界株式インデックスファンドに全力で投資します。
また、成長投資枠で、日本のリート及び海外のリートのインデックスファンドに投資します。
なお、日経平均株価やTOPIXが大幅に下落したときを目安に、成長投資枠で優待株、高配当株、連続増配株を買います。
【理由】
一括で投資できるほど、投資にまわす現金は持ち合わせておりません。
よって、毎月定めた金額(下記”積立金額は?”を参照)を、つみたて投資枠で投資します。
次に、個別株式をどの口座で購入するかです。
私は、過去に一般NISAで高配当株や優待株を買った後に、株価が暴落したため、NISA口座で保有している銘柄も軒並みマイナスとなる経験をしました。
このとき、私はNISA口座で保有しているので、今売却してはもったいない。株価がプラスに転じるまで保有しようという思考が働き、ずるずると保有しました。
その後、その企業の株価は上昇することなく、下落したまま。そして、NISA口座の期限の5年が経過し、特定口座に移管されました。
このような苦い経験をしているので、新NISA成長投資枠は利用しないことも考えていました。
しかし、新NISAでは、口座開設期間が恒久化・非課税保有期間が無期限となります。
これで、期間を気にせずに個別株も購入することができると思いましたので、成長投資枠で個別株【優待株、高配当株、連続増配株】を購入することにしました。
ただし、メインはつみたて投資枠での積立投資です。
成長投資枠は、日経平均株価やTOPIXが大幅に下落したときを目安に、成長投資枠で優待株、高配当株、連続増配株を買うことにします。
積立てる投資信託は?
【方針】
以下の投信を積立てることにします。
〇NISA(つみたて投資枠)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
〇NISA(成長投資枠)
- eMAXIS Slim 国内リートインデックス
- eMAXIS Slim 先進国リートインデックス
〇iDeCo
- DCニッセイ外国株式インデックス
主な変更点は以下のとおりです。
〇リートのインデックスファンド変更
現在、リートのインデックスファンドは購入・換金手数料なしシリーズを積立てているのですが、今後はeMaxis Slim シリーズに変更します。
≪変更前≫
- <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド
≪変更後≫
- eMAXIS Slim 国内リートインデックス
- eMAXIS Slim 先進国リートインデックス
【理由】
信託報酬と純資産総額を別表で比較してみます。
これらの投資信託を比較して純資産総額は同等、もしくはeMaxis Slim シリーズが上回っており、信託報酬はeMaxis Slim シリーズの方が低い率でした。
国内リートは、どちらも東証REIT指数に連動するインデクスファンドですので、運用で差はつきません。手数料が安い方を新NISAに合わせて変更することにしました。
またグローバルリートは、対象インデックスに違いはあるものの、国別構成構成比率上位が同じであるため、運用に差がつかないと判断し、変更することにしました。
ひふみプラスの積立を終了
【方針】
ひふみプラスの積立てはやめます。しかし、保有は継続します。
【理由】
アクティブファンドですので結果が全て。
個人的に満足する結果となっていません。
純資産総額の増加に伴い、積極的な銘柄の購入や売却が出来なくなったのでしょうか。
ここ1,2年のパフォーマンスは日経平均やTOPIXに連動しているかのようです。
これではいかんと思ったのか、2022年12月には、ひふみ投信マザーファンドの運用責任者に藤野英人氏が復帰するニュースも飛び込んできたものの、復帰後の成績もパッとしないものとなってしまいました。
当ブログの毎月の積立報告においても、「今後に期待したい」、「投資は自己責任。引続き、ひふみプラスに投資を行う。」と、これらの言葉を呪文のごとく己に言い聞かせるように書いてきましたが、言い聞かせ疲れましたので、積立は終了とさせていただきます。
今後は、方針見直しの際に、積立てが再開したくなるようなトピックがあれば検討します。
積立金額は?
【方針】
毎月の積立可能金額は、10万円(iDeCo含む)とします。
新NISAとiDeCoで合計10万円を毎月積立たいと思っています。
原資となるのは、毎月の給与、ボーナス、今まで貯めてきた投資用の貯金です。
私の試算では、7年はこのペースで投資ができそうです。
投資用の貯金が枯渇すれば、積立金額を減額したり、特定口座で保有している初期に積立てていたのインデックスファンドを解約して買い付け代金を捻出します。
まとめ
以下のとおり表でまとめました。
以上です。
参考になる部分ございましたら参考になさってください。
SBI証券や楽天証券では、新NISAの積立設定が可能となっているようですね。
auカブコム証券は11月27日から開始です。
auカブコム証券にログインしたら設定ができるようになっていました。
楽しみですね。
貴重な情報ありがとうございます!!参考にします。
頑張ってくださいね。最後に、積立て投資に代表される長期投資は、以下のポイントに尽きるのではないでしょうか。
新NISAに無期限。そしてiDeCoは有期限。解約の自由度等、どちらの制度も一長一短です。
ご自身の将来の計画や現在の収入と照らし合わせて、利用しやすい制度から利用していきましょう!!
まずは、ご自身の生活が最優先。投資は、自分のペースで行っていきましょう!!
この話は投資情報の提供を目的としています。個別銘柄・投信等の購入を推奨はしていません。
投資は自己責任でお願いします。
それでは、次のお話でもよろしくお願いします。
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