皆様こんにちは。
きなぐみです。
このブログにて投票したことを報告した、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022の投票結果が公開されました。
今回は、投票結果や私が注目している投資信託を紹介します。
それではどうぞ。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022の結果は?
結果は以下のとおりです。
1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 170pt
2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 61pt
3位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 44pt
4位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF 38pt
5位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 32p
6位以下は公式Webサイトをご覧ください。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022【公式Webサイト】
大方の予想通り、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称オルカン)の四連覇達成です。
しかも、2位と大差をつけての優勝です。
オルカンから1位を奪取できるとすれば、他社がオルカンよりも低コストの全世界株式のファンドを設定するしかないでしょう。
しかし、オルカンは追随するようにコストを下げるはずですので、その姿勢が評価されて1位を獲得することになると思います。
殿堂入りが確定かもしれません(笑)
とにもかくにも、三菱UFJ国際投信さま、おめでとうございます。
きなぐみが気になるファンドの発表
ここでは、きなぐみが気になるファンドをご紹介します。
ランキング18位のSOMPO123先進国株式です。
SOMPO123先進国株式はどんなファンド?
SOMPOアセットマネジメントが2021年12月に設定したファンドです。
先進国の株式(日本を除く)に 分散投資を行い、中長期的な値上がり益の獲得をめざすファンドです。
銘柄数は、原則として123銘柄程度です。
インデックスファンドではなく、アクティブファンドです。
驚きの低コスト!!
このファンドのすごいところは、圧倒的な低コスト。
その信託手数料は、年率0.077%(税抜0.070%)なのです。
アクティブファンドですが超低コスト。
アクティブファンドの信託報酬は安くても年率1%は超えて、高いものだと2%を超える物もあります。
ちなみに、今回のランキング5位のeMAXIS Slim 先進国株式インデックスは年率0.1023%(税抜 年率0.093%)です。
“低コスト”といえば、インデックスファンドを想像してしまいますが、アクティブファンドがこれを上回ってしまいました。
低コストのヒミツ
販売のチャンネルをネット証券に絞ることで、不必要コストを抑えているとのこと。
また、各種報告書は電子化のみとし、紙では作成していなとのことです。
運用面でも、SOMPOアセットマネジメントの外国株式投資ユニバース採用
銘柄の中から、123銘柄を採用することで、調査に係るコスト等を抑えているとのことです。
気になる点も・・・
しかし、気になる点もあります。
純資産残高の増加が停滞気味であることです。
世界情勢の不安定が原因かもしれませんし、設定されたばかりで運用期間が短いことも原因でしょう。
今後、順調に増加していくことが望まれます。
また、このファンドは、有価証券の貸付の指図を行った場合にファンドの品貸料およびマザーファンドの品貸料のうちファンドに属するとみなした額の55%(税抜50%)以内の額を信託報酬として投資者が負担する仕組みになっています。
よって、貸付の指示が行われたら場合は、信託報酬が割高となります。
しかし、当該ファンドは設定から有価証券の貸付の指図は行っておらず、今後も当面実施する予定はないとのことですのでひとまず安心ですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の四連覇で幕を閉じました。
このファンドは分散(地域と銘柄数)および低コストを実現させていますので、五連覇の可能性が高いでしょう。
それだけ、素晴らしいファンドであることが分かりました。
また、SOMPO123先進国株式も素晴らしいファンドであることが分かりました。
今回ランクインしたファンドがコストの引下げ等のサービスの強化を行ったり、各運用会社が今回ランクインしたファンドを脅かすようなファンドを設定すれば、投資家人口が増えて、インデックス投資が盛り上がるのではないでしょうか。
各運用会社の皆様よろしくお願いいたします_(_^_)_
最後に、今回ご紹介した二つのファンドに応援の意味も込めて1票ずつ投じました。
それでは、次回のお話もよろしくお願いいたします。
※今回のお話は、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。投資は自己責任でお願いいたします。