どうも。どうも。皆さんこんにちは。
きなぐみです。
積立投資をはじめたい後輩からこんな相談を受けました。
積立投資をはじめたいのですが、何から手をつければよいかわかりません!!教えてくれませんか?
わかりましたよ。順番に教えますね。
このお話は、以下の人にオススメするお話です。
- 積立投資をはじめてみたい人
- 節約に興味のある人
今回のお話は、病気で長期入院していた両親の銀行口座の管理について、私が経験したことを踏まえてお話していきます。
また、このお話での”積立投資”とは、低コストのインデックスファンドを毎月積立をしていく”インデックス投資”のことです。
それでは、どうぞ。
家計の状況を把握しよう
積立投資をやる前に、毎月いくら投資にまわすことができるか金額を決めなければなりません。ひつじさんは、ご自身の毎月の収入と支出を知っていますか?
収入はお給料なので知っていますが、支出はわからないです・・・
そうですかあ。それでは、下の公式を見てください。
(収入―支出)×利回り=貯金の総額
このお話では、収入、支出、利回りとは以下のことを意味します。
収入:勤務先から支払われる給与の振込総額
支出:光熱費、食費、通信費、交際費などの費用
利回り:銀行の普通・定期預金の金利や株式投資・投資信託等における運用利回り
※税務・金融系に詳しい方は実際の定義とは異なり、違和感を感じるかもしれませんがお許しください。
貯金の総額をアップさせたければ、収入を増やすか、支出を減らすか、高利回りの商品を購入するかの3通りしかありません。
具体的には、以下のとおりです。
収入アップ
本業をがんばって昇給を目指す。
ブログやアルバイト等の副業をする
支出ダウン
固定費(新聞紙、スマホ代等々)の削減、子供の教育費の見直し、生命保険等の見直し
利回りアップ
高金利のネット銀行定期預金に預け替え。日米高配当ETFやJ-REITへの投資
給与が入金されている通帳の残高を確認してください。
収入より支出が上回っていたら貯金や投資にまわすお金はありませんので、見直しが必要です。
わかりました!!やってみます!!
支出の把握を優先すべし!!
家計の状況を把握するには、支出の把握が重要です。
何にいくら使ったのかを確認してください。
支出から優先して見直したほうがよい理由を以下のとおり説明します。
よろしくお願いします!!
支出
支出の中でも以下の項目が、解約やプランの見直しの対象となるのではないでしょうか。
- 読まない新聞紙
- 使わない固定電話
- 払い過ぎの生命保険
- 電気料金
- 高すぎるスマホ代
- コンビニエンスストアでのお買い物
これら項目を見直すことで、次の月もしくはその次の月から見直し後の料金で支払うこととなりますので、短期間で節約効果が期待できます。
支出に係る説明で、スマホ代や生命保険の解約やプラン変更の説明をしていますが、変更後の内容等は十分に従業員から説明を受けて内容を理解したうえで変更手続きを行ってください。
節約のためプランを変更したことにより、本来受けたかった保障やサービスを受けれなくなることだけは避けなくていけません。
収入
本業をがんばっても社内評価もありますので、必ず昇給するとは限りません。
また、ブログ運営等の副業は収入につながる規模の読者数を得るには時間がかかりすぎます。
よって、収入アップに力を注いでも実際に収入があがるのには、時間がかかります。
毎月給料が支払われるアルバイトは例外ですね。ただし、本業をしながらの空いた時間でアルバイトは、かなりの精神・肉体的に負担がかかりますのでおススメしません・・・
利回り
メガバンクやインターネット専業銀行の普通預金の金利は、年0.001%程度です。
利回りアップを実現するにはハイリターンな投資商品で運用する必要があります。
ただし、ハイリターンの投資対象はハイリスクであることを頭に入れておいてください。
積立投資は、年5パーセントのリターンを想定しています。
ちなみに、ローリスク・ハイリターンの投資商品は、この世に”ない”と思っておいたほうがよいでしょう。そのような商品はまずは、詐欺と疑ったほうがよいです。
管理する銀行の通帳は、少なければ少ないほどよい。
お金を管理する銀行の通帳は、一冊多くても二冊にしぼって管理したほうがよいでしょう。
収入(給料の振込)と支出(スマホ代や生命保険料の支払い)を一つの口座で管理するということです。
通帳一冊で収入と支出が管理できます。血眼になって家計簿をつける必要はなくなります。手間いらずです。
しかし、共働きのご夫婦で節約をするとなると、お互いの通帳で収入・支出を把握しなければならないでしょう。
そのような場合は、月に一回や半年に一回の定期的な報告会の場を設けて、夫婦間で収入・支出のお話をしてみてください。お互いのお金の価値観の相違もわかってくるかと思います。
まとめ
最後にまとめてこのお話を終わります。
一か月分の収入と支出を確認し、支出より収入が上回っている場合は、積立投資にまわせる金額を検討する。
収入より支出が上回っていれば、支出の項目を確認し、各項目について解約やプラン変更などを検討する。
収入と支出を管理する銀行の通帳が複数ある場合は、一冊に集約する。
積立投資にまわせるお金を捻出できたら、積立てる金額を検討する。
まずは、上記工程で積立金額を確認してみてください。
ひつじさんは、どうですか?
私は、コンビニエンスストアに行く回数を減らしました。あと、生命保険も二つ加入していたので、一つ解約しましました。
これで、毎月一万円は積立投資にまわせそうです!!
そうですかあ。それはよかったです。
それでは、次のステップに移りましょう!!
ひつじさんが、うまく積立投資ができるといいですね。
それでは、次回のお話もよろしくお願いいたします。